2024年4月1日
全法連 令和6年度税制改正セミナー
令和6年2月14日木曜日、ハイアットリージェンシー東京において、全法連主催「令和6年税制セミナー」が開催された。毎年行われるこのセミナーは、令和7年度提言活動のキックオフセミナーの位置付となっており、全国よりハイブリットで約400人が参加した。
第1講座:「令和6年度税制改正について」 講師 財務省大臣官房審議官(主税局担当) 小宮淳史 氏により、令和6年度税制改正の全体像、所得税、・個人住民税の定額減税、賃上げ促進税制の強化、イノベーションボックス税制の創設、子育て支援税制・扶養控除等の見直し、地域・中小企業の活性化、等の分かり易い解説があった。
第2講座:「社会保障と税を一体で考える 」講師 明治大学公共政策大学院 教授 田中秀明 氏より、日本は急激に少子化が進んでいる。今後50年間で人口は、1.2億人から8千万人に減少する。特に働く世代(15~64歳)が3,000万人減少するが、どうやってこれを乗り切るのか。現在の問題点を明確にし、日本の社会保障制度の特徴、社会保証制度改革の国際比較、税・保険料の一体改革と財源の確保等の講義があった。